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税金の杜 税務実務のワンポイントコラム

税務に関する旬のトピックスや、注意すべき項目などについて、わかりやすく解説いたします。

生命保険金と税金

img2011年2月25日 掲載
 生命保険金を受け取った場合には、その生命保険の保険料を誰が負担していたか、被保険者が誰か、受取人が誰かによって課税関係が変わってくる。
 たとえば、父親が契約者として保険料を負担し、被保険者が父親、保険金の受取人が子という生命保険の場合、父親が死亡して子が保険金を受け取れば、その保険金は相続税の対象となる。生命保険金は民法上は相続財産ではないが、相続税法で相続税の対象となることを定めている「みなし相続財産」に当たるためである。ただし、法定相続人一人当たり500万円が非課税となる。(平成23年度の改正で、被相続人(この場合は父親)と生計を一にしていたなど一定条件を満たす法定相続人に限定される見込み)
 また、父親が保険料負担者、被保険者が母親、保険金の受取人が子という契約であれば、母親が死亡して子が保険金を受け取れば、その保険金は、父親から子に贈与されたことになり、贈与税の対象となる。
 一方、子が保険料負担者、被相続人が父親、保険金の受取人が子という契約の場合には、父親が死亡して子が保険金を受け取れば、その保険金は、子の一時所得の収入金額となる。受け取った死亡保険金からそれまでに子が払い込んだ保険料を控除し、さらに一時所得の特別控除額50万円を控除した残額の2分の1が一時所得の金額となり、所得税と住民税の対象になる。

img なお、父親が保険料を負担し、母親が被保険者、保険金受取人が子という契約で、父親が死亡してその保険契約を子が引き継いでも、その時点では課税は行われず、保険事故(母親の死亡)が発生したときに、保険料の負担区分に応じて課税が行われる。

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